この度、23歳で普通自動車免許を取得しました(二輪免許は21で取得しました)
ちなみに何を思ったのかノリでMT車で取得しました
難しかったかというと、まあまあ難しかったです。二輪免許持ってたら簡単だなんて嘘やんけ
と言うことで、今回はこれから普通自動車免許を取りたい人たちに向けて「ざっくりと技能教習でやった事」を書いていきたいと思います。
今回はその一段階目!仮免許を取るまでの道のりです。
目次
一段階目の最初は教えてもらいながら場内をぐるぐる回ります
初っ端は教官が見本を見せてくれます。が、ある程度見本を見たら運転手交代です
ぶっちゃけそんなにビビらなくてもなんとかなります。怖いけど。
MT車なら最初慣れずにエンストすると思うんですけど、クラッチの感覚を掴めばとりあえずなんとかなります
ちなみに私は思いっきりエンストして首を痛めました(次の日には治ってた)
一段階目は場内しか走りません

仮免許を入手するまでは場内(教習所内)しか走りません。
一段階目の技能はMTで15時間、ATで12時間!私のように二輪免許を保持しているとMTが13時間、ATが10時間に短縮されます
二段階目は大型特殊免許保持者以外は二輪免許を持っていようが19時間は必ず乗らなければいけません
・・・しかし!これはあくまで「最低限これだけ乗らなければ次に進めない」という時間で、超過することは十分にあり得ます・・・
教官に聞いたところ、ATでも一段階目の時点で30時間を超える人も居るそうです。こえー
心配な人は安心パック(超過しても料金が発生しない等のオプションが入ったパック)がある教習所に行く事をおすすめします。
教習原簿に項目がいろいろ乗ってるけど何か課題があるわけでもない
「発進と停止」「交差点の通行」とか色々ありますが、何か難しい課題があるわけではありません
大体始まる前に「ここはこうしなければいけないのでここに気をつけて走ってください」みたいな説明があって、その項目を重点的に走るくらいです。
この課題がクリアできなかったからそこで中止!とか無いのでご安心ください・・・
しかしここで教習一段階目の難関!大敵・クランクとS字
クランクとS字って言われてピンと来るかと言われも来ないですよね。
二輪でも通らなければいけない難関なんですけど、こういう道です

こんな狭い道通れるか!!!と言いたくなるんですけど、案外普通に通れます。コツを掴めばの話ではあるんですけれども
クランクはタイミングを掴めば思ったより難しくない
クランクで大切なのは入る位置とハンドルを回すタイミングです。
早すぎても遅すぎても脱輪するよ!とか言われてもぶっちゃけよくわかんないですよね。
車には内輪差というものがあって、ざっくり説明するとこんな感じです

要は「曲がれる!」と思って早めにハンドルを回したり、入る位置を間違えると脱輪するんです。
修了検定の時、乗り上げても戻ればとりあえずセーフですが乗り上げたまま進んでしまい落ちる人が一定数居ます・・・「乗り上げた」と気が付いたらとりあえず後退して元の位置に戻りましょう。
教官にしっかりどのタイミングでハンドルを切るか聞いておきましょう。みきわめが近くなると教えてくれなくなります・・・
個人的にはS字の方が嫌いです
これ、クランクにも共通して言える話なんですけど
教習所内にあるクランクやS字って番号がそれぞれ当てられているんですね。
「1番のS字に入ってください」「4番のクランクに入ってください」とか言われるんですけど、番号によって若干形が違うんです
例えば、私の通ってた教習所では1番のS字と2番のS字ではこんな違いがありました

1番は入ってすぐカーブですが、2番はカーブまで少し距離があります
どういう事かと言うと、1番は出口まで距離があるのでカーブを曲がってから立て直す時間があります。
・・・が、2番のS字はカーブを曲がるとすぐ出口なんです。つまり、その分出口まで立て直す時間が短くなるんですね。

これに引っかかって2番のS字の出口で何度も脱輪しました。
修了検定は場内にあるS字のうちどれを走るのか当日走る前に知らされるのですが、どこを走ることになるのか分からないので全部しっかり走れるようにしておいた方が絶対良いです。
って言うても走れない状態でみきわめ通っちゃったら終わりなんだけどね!!!(みきわめの一時間前に脱輪した人)
ちなみに私は運良く得意な1番に当たりました(お陰様で一発合格でした)
踏切は難しくないし坂道発進もコツを掴めば一瞬

踏切は停止して窓をあけて音を聞くふりをする→確認→発進だけなので何も難しい事はありません。しかし、MTの場合検定時に踏切内でエンストしたら終わりです。あっけなく一発終了です・・・
ちなみに踏切内でギアチェンジするのもダメです。一速に入れたまま通り抜けましょう
そして坂道発進ですが、AT車は
坂を登る→停止→サイドブレーキを引く→ブレーキペダルを離す→アクセルペダルを踏む→サイドブレーキを下ろす
で進むようです。ちなみに私は場内で一度しかAT車に乗ってないので「サイドブレーキ引かなくて良いよ」と言われました。案外それでも普通に発進できるやつ
MT車の坂道発進、実はそこまで難しくない
「MTは坂道発進難しいよ」と言われて構えてたのですが、コツさえ掴めば全然難しくないです。構える必要ナシ!
手順としては
一速で坂を登る→クラッチペダルとブレーキを踏んで停止→サイドブレーキを引く→ブレーキペダルを離す
で停止します。そこから発進するのですが
アクセルペダルをいつもより少し強く踏み込む→半クラッチにする→クラッチを繋げる(音が変わり車体が少し動きます)
このタイミングでサイドブレーキを下げて発進するのですが、進まなかった場合はもう少しアクセルを踏み込めば進みます
ここでよくやるのが思わず急にクラッチペダルを離すやつ。エンストします。が、坂道発進はエンストしてもやり直せばいいだけなので落ち着いてやり直しましょう(但し1m以上下がったら中止です)
縦列駐車・方向変換は二段階でやります
私、とんだ勘違いをしてたんです。教習が進んでいってもいつまでも縦列や方向変換をやらないんですよ。
「あれ?いつやるの?そこらへんで後退の練習ちょっとしただけだよ?」
なんて思いながら原簿を見ると「縦列・方向変換」の項目は一段階目に無いんですよ。
あれ?あれ?なんて思いながら探したら、普通に二段階目の方にありました(しかも割と最後の方だった)
一通り終わったら修了検定
・・・なんですけれどね。
1つ注意したいのが、学科を受け終わって効果測定も終わってないとみきわめすら受けられません。という事で学科はなるべく早めに受け終わっておきましょう
ちなみに効果測定なんですけどね・・・
学生時代めちゃくちゃ勉強できなかった人間なんですけど、勉強できなかったなりにアプリで勉強してました
暇な時間ひたすらアプリで問題解いてたんですけど、効果測定はすぐ終わりました。アプリだとめちゃくちゃ頭に入りやすいのでおすすめ!手軽に勉強できる!
一段階目の修了検定はまず一通り走りきることを目標に
修了検定で落ちる理由で主に挙げられるのが「一時停止をしなかった」「S字・クランクでの脱輪」で、一時不停止は一発アウトです。
クランクやS字での脱輪は「これは乗り上げたな」と気づいて戻れば大丈夫です。私なんて縁石に乗り上げかけた上にエンストしました
そのまま進んだらアウトなんですけれども。ヤバいと思ったら後退しましょう
「完璧に走ろう」なんて考えないほうが良い
他にも検定中止項目はいくつかあるのですが、検定中止項目は検定前に試験官が詳しく教えてくれます。事前にネットで調べても直前になったら頭からぶっ飛びます(^o^)
ちなみに卒業検定より修了検定の方が難しいらしいですよ。私も修了検定の方が怒られました(ギリギリで受かりました)
まず「完璧に走ろう」と思うと緊張で失敗します。とりあえず一発中止項目だけ始まる前に頭に入れておけばなんとかなります
みきわめを通った時点で修了検定に受かる力があると判断されているわけですし大丈夫!大丈夫!
とは言っても緊張して仕方なかった修了検定
いや〜〜〜〜正直ですね、前日から緊張して緊張してもうそれは緊張してお腹が痛くてトイレに行きたいが止まらなくて
とりあえず寝られませんでした。
ちなみに、一段階の教習で苦手だった順番に並べてみると
S字 >> クランク > 坂道発進 > 踏切
ですね。とりあえず脱輪する可能性があるものは減点も大きいし怖いです。
あと気をつけなければいけないのはウィンカーのタイミングや確認のタイミング・出発前のシートベルト等の確認です。
中でも一番忘れがちなのはルームミラーの位置調節です・・・これは私だけかもしれない
という事でとりあえず【普通免許 技能教習・一段階目】についてざっくり書きました。
次回はついに二段階目!すぐ路上に放り出されるぞ!怖い!
二段階目についてはこちらをどうぞ

二段階目についてはこちらをどうぞ。路上に出てから〜卒検まで細かく書いてます。