どうも。20年以上Apple製品で育ってきました、iPhone歴7年のぱつこです。
正確には、最初の二年間「父親のおさがりのiPhone3Gをオモチャにしていた」が正しいんですけれども。
そんなこんなで今まで1000以上のアプリを使ってきたのですが、写真加工とゲームのアプリはやたらと落としてしまうクセがありまして。
そんなわたしが最近やたらと目にとまる写真加工アプリ「Analog Paris」とそのシリーズをを使ってみました。
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「Analog Paris」ってそもそも何なの?
なんだかね、結構な期間有料アプリの上位に居る気がするんですよ、このアプリ。
ね、App Storeで見た事あるでしょ?

そう、ピンクと紫のグラデがかったこのカメラみたいなアプリ。
なんだろうこのアプリ・・・くらいにしか思ってなかったんだけど、あまりにもずっと居るから気になって調べてついには実験してみたくて買ってしまった。
自分がカメラで写真を撮影する時、設定は青と緑を強めにして彩度を少し落としてるんですけれど、このアプリはその真逆を行ってる感じ。
しかもなんだこれ!仲間がいっぱい居るじゃない!
コレクター心をそそられる・・・見てわかるように他のも買ってしまった。
「アナログフィルムシティー」っていうシリーズみたいで、確かにAnalog の後に都市名がついてます。
どうやらこれ調べた所、韓国のアプリらしい。そうか、人気なのは所謂オルチャンって言われる韓国の女の子たちが使ってるからなのね。
ただわたし、韓国の事はあまり詳しくないもんでして。。。笑
単純に「普段専門ソフトで写真をいじってる人」の目線でレビューしてみようと思います。
とりあえず3種類「Paris」「Jeju」「Beijing」を落としたよ。
さっきのParisとこの2つ。


都市名にこだわりはなくて、単純にフィルターが好きな質感だったから。Tokyoが二番人気らしいけど、個人的にはそんなにしっくりこなかった。
ただこのアプリ、1つ120円するんですよ。それ故に買うの渋ってる人も多いと思うんですよ。それに加えてiTunesの評価も結構低いっていうオチ付き。笑
それでも、ものは試しと思って買ったら意外と良かった。他のアプリや専門ソフトも使い込んだ上でのレビューなので是非参考にしてください。
全部のアプリに共通してる事。
まず、どのアプリも開いたらこんな画面が出てきます。
真っ黒。
左下のカメラのアイコンを押すとカメラモードヘ、その隣の四角が2つ重なったアイコンを押すとカメラロールから写真を選択する画面へ。
(カメラロールが散らかってるので割愛)
選択完了。今回はより効果を解りやすくするために、一眼レフではなくiPhoneで撮影したそのままの写真を使用する事にします。
とりあえずフィルターから。ここを押すとフィルターの画面へ。
するとフィルターが展開されました。
テキトーにAnalog Parisのアプリで3のフィルターを押したんですけど、これ結構いい感じじゃないですか?青とピンクのコントラストがはっきりしてて夕暮れ時でもしっくりくる感じです。
ついでに他の機能も見てみましょう。
きちんとコントラストや露出・色温度やストラクチャ(シャドウ部分にかけるコントラストの事で、強めにするとぱっきりした画になります)も調節できるし、使えそうな一連の機能はしっかりついてる様子。
シャドウ
色温度
右下にあるノイズフィルター。
Analogと謳ってるだけはあって、50種類もありました。アナログフィルム感を出したい人にはもってこいですね。
まだ色々な機能があったけど、結構多かったので割愛。基本はインスタグラムとかといじり方はあまり変わらないです。
そして保存したい時にはここ。
するとこんな画面が開きます。
この時点でもうカメラロールには保存完了されていて、下の各SNSアイコンを押す事によってシェアできます。
ちなみに、フィルターをかけた状態での撮影も可能でした。
基本的な機能はこんな感じ。次はフィルターの効果を確認してみましょう。
1.Analog Paris(パリ)はピンクと青が強くてコントラストは低め
かなりピンクが強めみたいです。次に青。こうして見てもやはり3番のフィルターが秀逸です。
ちなみに、アナログパリにだけカラーフィルターも入ってます。
屋内の写真に使っといて言うのもあれですが、これは空とかに使うのがオススメです。
2.Analog Jeju(済州)は彩度が低くコントラストは高め
ちょっと寒色寄りのフィルター。なんていうか、一気に朝っぽくなりました。でもこの10番のフィルター、めちゃくちゃ夕方っぽくないですか?全体的に結構無難に使えそう。
3.Analog Beijing(北京)暖色が強めで一番フィルムっぽい
暖色が強めの北京のフィルターは、コントラストをかなり下げてさっきのノイズ加工したらかなりいい感じになりました。
写るンですを思い出すこの感じ!きちんとAnalog感ありますね。白黒フィルターも2つ入ってます。
各アプリごとのビフォーアフター。
とりあえず一式紹介しましたが、他の写真だとどうなるかビフォーアフターと共に紹介します。左が元の写真です。
ちなみにそれぞれにあるシンデレラ城の元画像はこちら。
Analog Paris
女子力めっちゃ高い・・・笑 すさまじく可愛くないですか?これ。テレビ塔もエッフェル塔に見えてきました。
Analog Jeju
3年以上前に撮影したロンドンの何気ない道。やっぱりね、わたしは10番(右)のフィルターを推します。オレンジっぽいフィルターでキンキンしてなくて嫌味のない色になるのは素敵!
Analog Beijing
[:W600]
いやー何が北京なのかはよくわかんないんですけども。笑 フィルターとしては結構優秀なんじゃないかと思います。真ん中の1番のフィルターは色々使えそうです。
で、120円するけど結局どうなの?
120円でこのクオリティのアナログフィルターが10個入ってるんですし、買って損はないと思います。
ちなみに、普段わたしはメインでこのアプリを使用しています。
Lightroomのプリセットもこのシリーズを使用しているほどお気に入りなのですが、アプリ内でプリセットを買うと120円で3つしかついてこなかったりします。それでも気に入ってるから良いんですけれども。
言ってしまえば缶ジュース一本分でずっと使える加工フィルターが手に入るので、気に入ったなら買って損はないと思います。Parisのフィルターなんか、ピンク系のフィルターの中ではかなり優秀だと思います。
App store内では評価が低かったけれど、実際こうやって使ってみるとなんで評価が低いのかよく分かりませんでしたし。きちんとアナログ感のあるフィルターでした。何より直感的で使いやすいです。
百聞は一見に如かず。気になったらぜひ使ってみてください!
他のアナログフィルムシティーシリーズはこちら!
このアプリ、どうやらそれぞれのアイコンの色に近いフィルターが多いようです。 それを考慮した上でお気に入りを探してみてください。



この3つはピンクが強め。Budapest(ちなみにハンガリーの首都)はかなり色が濃いフィルターが揃っていてちょっと珍しいです。





この5つはかなりアナログ・ヴィンテージ感を出せます。個人的にはLondonも結構良さげで、青っぽくて透き通った質感を出したい人にはもってこいですよ!私はVSCOの480円したフィルターと被りそうなので落としませんでしたが。笑
自分の写真に統一感を出したい人にもオススメ!1つのアプリ内のフィルターを使いわける事によって統一感のあるInstagram映えする写真になります。
お気に入りのアプリを探してみてね!
一味違う加工を楽しみたい方向けのアプリもあります

他とは違う一味違った加工を楽しめるアプリもレビューしてます。スマホでの写真加工は無限大です・・・